保育士が知っておきたい子どもへのNGワード

絵本を読んだら「この本知ってる〜!」と言う

(1) こんなとき

 

子どもに絵本を読んであげようとしたら、「この本知ってる〜。」、
「この前読んだよ。」などと言う。

 

(2) 先生が投げかけてはいけない言葉

 

それならもう読まないでおこうか。

 

見たくなかったら見なくていい!

 

(3) 子どもの言い分

 

知っているから知っているといっただけなのに、
怒らないで欲しい。

 

(4) 子どもを笑顔にする言葉の投げかけ方

 

せっかく子供たちに絵本を読んであげようとしたのに、
「この本、前にも読んだ。」、「そのお話、もう知ってるよ。」
などと言う子どもがいます。

 

せっかく読んであげようと思ったのに、
そんなことを言われると、読んであげる気が失せてしまったりします。

 

そこで、「それならもう読まないでおこうか。」と言ってしまったり、
「見たくなかったら見なくていい!」などと言ってしまったりします。

 

ですが、子供たちは、その本は前に読んでもらったことがあるから、
内容を知っている!といっただけです。

 

つまり、「呼んでもらったことがあるから見たくない。」とか、
「違う本を読んで欲しい。」と言うようなことを言っているわけではありません。

 

子供たちを叱る必要もありませんし、
「じゃあ見たくなかったら見なくて良い!」などと
皮肉や意地悪をいう場面ではありません。

 

子供たちは、その本を知っていても、また読んで欲しいのです。

 

ですから、「もう一度読んでも良いかな?」とか、
「知っている子は、知らない人に秘密にしてね。」というように
声を掛けましょう。

 

(5) 子どもの心をこちらへ向かせる方法

 

子どもは、本の話を知っていたとしても、
絵本を何度も読んで欲しいと思っています。

 

目の前にある絵本も、この前も読んでもらって知っているけれど、
もう一度読んで欲しいと思っているのです。

 

そんな時、「知っている子は、知らない人に秘密にしてね。」
と言うように言えば、自分だけに頼まれたお願いのようになって
嬉しくなってしまうでしょう。

 

心の中では「大丈夫、絶対に教えないよ。」と
ニンマリしているかもしれません。

 

子どもが発した言葉は、切り返し方によって
子どもにいくらでも笑顔を起こさせることができます。

 

ですが、皮肉や意地悪な言葉ばかりを返していると、
子どもの気持ちはその人からどんどん遠ざかってしまうのです。