保育士が知っておきたい子どもへのNGワード

紙芝居を読んでいると紙芝居に触りに来る

(1) こんなとき

 

紙芝居を読んであげていると、
すぐに紙芝居を触りに来る子どもがいる。

 

(2) 先生が投げかけてはいけない言葉

 

ダメよ。

 

触らないでね。

 

(3) 子どもの言い分

 

ちょっと触ってみたかったのに、意地悪されちゃった。

 

(4) 子どもを笑顔にする言葉の投げかけ方

 

小さな子どもの身体の中で最も敏感な部分は指と舌です。

 

ですから、何でも触ったりなめたりして確かめようとします。

 

紙芝居も、子どもにとって不思議だったり、驚きを感じる絵が出てくると、
思わず触りたくなってしまいます。

 

ですから、子どもは、魅力的な絵が出てきたときに
さわりに来るはずです。

 

ちょっと触ってみたかっただけなのに、
子どもが触れないように絵を持ち上げたり、
子どもに、自分の席に戻りなさいというように意地悪をすると、
子どもは小さなストレスを感じます。

 

そのストレスが蓄積されれば、
何とか触ろうとしたり、
触れなかったさっきのページを探そうとしたり、
落ち着きの無い行動をとってしまうようになり、
混乱を招いてしまうことがあります。

 

ですから、紙芝居を触りに来た子は、
少し触らせてあげてから、
「はい、じゃあ戻ってね。」、「今度はそこで見てね。」
というように声を掛けます。

 

(5) 子どもの心をこちらへ向かせる方法

 

紙芝居を触りたかった子どもは、ちょっとだけ触ってみたかっただけです。

 

ですから、ちょっと触れば満足します。

 

ほんの数秒でよいので、触らせてあげると
子どもは満足します。

 

満足感を得た子どもは落ち着き、
その後の指示に従う余裕ができます。

 

そのとき、触りたがっている子どもに、
さりげなく触らせてあげましょう。

 

みんなも触っていいよと言う雰囲気を作ってしまうと、
触りたくなかった子どもまでが腰を上げ
触りに来る事態になってしまうので注意してください。