保育士が知っておきたい子どもへのNGワード

歩道の無い道で車が近づいてきたとき

(1) こんなとき

 

子供たちと歩道の無い道を歩いていたとき、車が近づいてきた。

 

(2) 先生が投げかけてはいけない言葉

 

「危ないよ。」

 

「車が来たよ。」

 

(3) 子どもの言い分

 

ホントだね、車が来たね。

 

(4) 子どもを笑顔にする言葉の投げかけ方

 

子供たちに、車が来たから気をつけるように注意を促すために
「車が来たよ。」、「危ないよ」と言うと思うのですが、
それでは、子供たちは、危険を回避する行動が出来ません。

 

たとえば、犬がいたときに「ワンちゃんが来ましたよ。」、
空を見上げて「飛行機が飛んでいるよ。」と
お話をしているのと一緒です。

 

その後に続く言葉がなければ、
行動できないのです。

 

大人は短い言葉でも、その裏に隠された言葉の真意を探ろうとしますが、
子どもにはまだそれは無理です。

 

ですから、子どもには「車が来たから道の端っこ行きましょう。」、
「危ないから動かないで!。」と声をかけるようにしましょう。

 

(5) 子どもの心をこちらへ向かせる方法

 

「車が来たから」と言う言葉があると、
3歳の子どもでも納得し、道の端っこにいきます。

 

「危ないから動かないで!」と言う言葉も、
短い言葉の中に、理由と指示があるので、
子どもは分かりやすく、その指示通りに動くことができます。

 

「危ないよ!」、「車が来たよ!」という言葉だけで
車をよける動きをしなかった子どもを叱る大人もいます。

 

ですが、それでは子どもはなぜ叱られたのかが分からず、
頭の中が混乱し、叱られたことによって自信を失います。