保育士が知っておきたい子どもへのNGワード

食事が指定の時間までに食べ終わらない

(1) こんなとき

 

子どもの食事に時間がかかり、
毎日所定の時間までに食べ終わることができない。

 

(2) 先生が投げかけてはいけない言葉

 

時計の長い針が○○に来るまでに食べてね。

 

(3) 子どもの言い分

 

時間に追われるのは嫌だ。

 

(4) 子どもを笑顔にする言葉の投げかけ方

 

時計の針の動きのスピードを
感覚として捉えている幼児は、
たとえば、今仮に長い針が3を指していて、
「6になるまでに食べてね。」と言われても、
それまでにどのくらい時間があるのか、
そのためにどのように動くべきなのかが分かりません。

 

ですから、長い針が3を指していて、
「6になるまでに食べてね。」といっても、
「は〜い!」と言います。

 

そして、長い針が5をさしていて、
「6になるまでに食べてね。」といっても、
同じように「は〜い!」といいます。

 

5分で食べられるわけが無いでしょ!
と言う幼児はいないのです。

 

時間のことを言って効果があるのは、
小学校に行き、自分の行動が時計で縛られるようになってからです。

 

時間を目安に行動していないよう時に、
時計の針の場所を行って、それまでに動いてねといっても、
それは無理があります。

 

ですから、食事が指定時間内に食べ終わらないようであれば、
早く食べられる方法を具体的に、
たとえば「お口を大きく開けて食べましょう。」などと
声をかけたほうが良いのです。

 

(5) 子どもの心をこちらへ向かせる方法

 

子どもが食事が遅くなる原因としては色々ありますが、
以下のようなことをしていることが多いです。

 

・食器を持たずに片手で食べている。
・ひとくちが小さい。
・すぐに箸を置く。
・噛むスピードが極端に遅い。
・すぐに遊びだす。
・おしゃべりをしすぎている。

 

このような原因があるので、食事が遅くなる子どもの様子を見て、
個々に具体的に指導するとよいでしょう。